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建築家と創る家 KK様邸

  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

冬の静謐な空気が少しずつ緩み、風のなかに春の柔らかい匂いが混ざり始める季節となりました。日の光も少しだけ角度を変え、室内に落ちる影の輪郭がどこか優しく感じられる今日この頃です。


今年の初めから、ご自身の暮らしのあり方と丁寧に向き合ってこられたKK様ご家族。数ある選択肢のなかから、私どもひまわりハウスを家づくりのパートナーとしてお選びいただきました。私たちの手がける、素材の持ち味を活かした素朴で温かみのある空間づくりに共感してくださったこと、静かな喜びとともに受け止めております。


KK様が思い描いているのは、心から安らぐことができ、いつでも帰りたくなるような、暖かさと快適さが詰まった住まいです。それは単に数値的な暖かさだけではなく、無垢の木が足裏に伝える自然な温度や、静かな夜に灯る柔らかな光、そして家族の気配が緩やかに繋がる空間がもたらす、心の暖かさでもあります。家は日々の暮らしを包み込む器であり、その器がどうあるべきか、ご家族の思いを一つひとつ解きほぐしていく作業がこれから始まります。


頭の中にある抽象的な「心地よさ」を、建築家との対話を通して、どのように具体的な形や素材へと落とし込んでいくのか。これから始まるお打ち合わせの時間は、ご家族の未来の風景をゆっくりと描き出す、静かで豊かなプロセスとなります。


白紙の図面に最初の線が引かれ、そこにどのような無垢の木が選ばれ、どのような光が導かれるのか。少しずつ立ち上がっていく暮らしの輪郭を、大切に見守っていきたいと思います。



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